求人票だけでは見えない会社の熱量|モノづくりへの思いを受け止めてくれる環境に出会えた転職事例
- 6月16日
- 読了時間: 12分

「モノづくりが好き」
「自分の手で何かを形にする仕事がしたい」
そう思っていても、転職活動では、その思いが必ずしも書類だけで伝わるとは限りません。
職務経歴だけを見ると、経験が分かりづらい。
正社員としての実績や、製造職としての経験が十分に見えない。
好きなことに打ち込んできた時間はあるのに、それがキャリアとして評価されるのか不安になる。
今回ご紹介するのは、まさにそうした不安を抱えながらも、モノづくりへの強い思いを受け止めてくれる会社と出会い、納得して入社を決めた転職事例です。
ポイントになったのは、求人票に書かれた条件だけではありませんでした。
●社長のモノづくりへの熱量
●職場にある、つくることを楽しむ雰囲気
●そして、過去に同じような思いを持って入社した方が、今では中核メンバーとして活躍しているという事実
そうした求人票だけでは分からない生きた情報があったからこそ、担当キャリアアドバイザーは確信を持ってこの企業を紹介することができました。
■美大入学前から、制作に膨大な時間を注いできた
候補者様は、難関美術大学で学んだ方です。
美大を目指していた頃から、放課後は毎日のように美術予備校へ通い、デッサンや絵画制作に一日何時間も打ち込んできました。
学科の点数以上に、画力や表現力が問われる世界で、自分の手を動かしながら技術を積み重ねてきた方です。
もともとは、親の影響もあり音楽やアートの世界に関心がありました。
単に作品を見ることが好きというだけではなく、偉人たちが何を考え、どのように形にしてきたのか。その背景や構造にも興味を持ち、自分なりに学び続けてきました。
「見たり、聞いたり、組み立てたりすることが楽しい」
「一つのことを勉強し、積み重ねて成長していくことが好き」
こうした感覚は、学生時代だけで終わるものではありませんでした。
候補者様にとって、モノづくりは一時的な興味ではなく、長い時間をかけて向き合ってきたもの。時間も労力も惜しまず、自分の手で何かを生み出すことに打ち込んできたことが、この方の大きな土台になっていました。
■手を動かしながら、形にしてきたこれまでの仕事
卒業後、候補者が最初に携わったのは、トレーラーハウスの製造です。
トレーラーハウスは、ただ箱を組み立てるだけの仕事ではありません。金属のフレームや部材を扱い、木材を加工し、FRP素材を使いながら、内装や外装を一つずつ形にしていきます。
候補者様は、金属・木材・FRPの加工、車体のラッピング、イベントでの設営作業など、幅広い業務に携わっていました。
この仕事の面白さは、学べる技術の幅広さにありました。
●金属を扱う作業
●木材を加工する作業
●FRPを使った加工
●車体にデザインを施すラッピング
●イベント現場で、実際に使われる空間を設営する作業
一つの製品や空間が完成するまでには、さまざまな工程があります。
「内装、配管、電装、部屋全体の構成」まで、幅広い技術が組み合わさって一つの形になっていく。その過程に、候補者は強い面白さを感じていました。
その後は、フリーランスとして車両イラストの制作にも携わります。
これは、単に絵を描く仕事ではありませんでした。ディーラーで車を購入されたお客様に向けて、注文車両の仕様や構成を再現し、一枚のイラストとして仕上げる仕事です。
完成したイラストは鉄板に印刷され、記念品としてお客様に渡されていました。
車種ごとの形状やパーツの違いを確認し、Photoshopで線画を描く。
車体や装備をパーツごとに分けて制作し、システム上で一つの絵として組み上げる。
見た目の美しさだけでなく、実際の車両構成を正しく表現する正確さも求められる仕事でした。
Photoshopは、一から覚えました。
分からないことを調べ、必要な技術を身につけ、仕事として納品できる形にしていく。
そこにも、候補者らしい学習意欲と集中力が表れていました。
つまり、この方の経験は、単なる「美大出身」「イラスト制作経験」だけではありません。
金属、木材、FRP、ラッピング、空間設営、デジタル制作。
扱う素材や道具は変わっても、共通していたのは、自分の手と頭を使って、目の前のものを形にしてきたことでした。
■フリーランスで感じた、技術と将来への不安
一方で、個人で仕事を続ける中で、少しずつ不安も大きくなっていきました。
フリーランスの仕事は、案件の波に収入が左右されます。
ディーラーからの案件も、新型車の動きが落ち着けば発注が止まることがあります。安定して仕事が続く保証があるわけではありません。
また、技術面でも限界を感じるようになっていました。
一人で仕事をしていると、自分の中にある技術や知識をもとに進めることが多くなります。もちろん、自分で調べ、学びながら進めることはできます。
しかし、周囲に技術を持った人がいて、現場で教わりながら学べる環境とは違います。
●もっと本格的に技術を身につけたい
●自分一人ではなく、モノづくりに熱量を持つ人たちと一緒に働きたい
●将来を見据えて、確かなキャリアをつくれる環境に進みたい
そうした思いから、転職を考えるようになりました。
候補者様が重視していたのは、単に条件の良い仕事ではありません。
●自分の手で何かをつくる仕事であること
●幅広い技術を学べること
●覚えた分だけ、仕事の幅を広げていけること
●将来的にキャリアアップを目指せること
そして生活面では、できるだけ実家から通いながらお金を貯めたいという現実的な希望もありました。千葉から無理なく通える範囲で、将来につながる仕事を探していました。
■書類だけでは、魅力が伝わりきらなかった
ただ、転職活動は簡単ではありませんでした。
候補者様は、印刷関係やデザイン関係など、複数の企業へ応募しました。面接に進んだ企業もありましたが、書類選考の段階でご縁につながらなかった企業もありました。
書類だけを見ると、キャリアの見え方は決して分かりやすくありません。
美術大学で制作を学び、トレーラーハウス製造を経験し、その後はフリーランスで車両イラストを制作している。
一つひとつはモノづくりに関わる経験でありながら、採用企業によっては「デザイン職なのか」「製造職なのか」「長く現場で働けるのか」と判断に迷う部分もあったかもしれません。
しかし、候補者様の本質は、職務経歴書の職種名だけで測れるものではありませんでした。
●美大入学前から制作に打ち込み、難関美大で制作に向き合ってきた集中力
●トレーラーハウス製造の現場で、金属や木材、FRP、ラッピングなど幅広い作業に触れてきた経験
●Photoshopをイチから覚え、必要な技術を自分で習得してきた学習意欲
そこにあったのは、単なる「絵が好き」「モノづくりに興味がある」というレベルではありません。
自分の手で何かを生み出すことに、時間も労力も惜しまず注げる人。それが、この候補者の一番の魅力でした。
■求人票だけでは分からない会社の本当の姿
担当キャリアアドバイザーがこの企業を紹介したのは、条件が合っていたからだけではありません。
もちろん、技術を身につけられること、将来的にキャリアアップを目指せること、千葉から通える範囲で働けることは、候補者にとって大切な条件でした。
しかし、それ以上に大きかったのは、この企業が「モノづくりへの意欲」を本当に大切にしている会社だと知っていたことです。
求人票には、仕事内容や給与、休日、福利厚生は書かれています。
金属製品の製造、加工、溶接。シャーリングマシンやレーザー加工、曲げ加工、溶接加工。土日祝休み、年間休日、給与条件。
そうした情報は、求人票を見れば分かります。
しかし、求人票だけでは分からないこともあります。
●社長がどれほどモノづくりに熱量を持っているのか
●職場にどんな雰囲気があるのか
●若い社員にどのようなチャンスを与えているのか
●どんな人が入社し、どのように活躍しているのか
そこまでは、求人票の文字だけでは見えません。
今回紹介した企業は、創業70年以上の歴史を持つ、下町の金属加工メーカーです。「町工場」と聞くと、一見、無骨で昔ながらの職場を想像する方もいるかもしれません。
しかし実際には、社長自らが「仕事は楽しくなきゃ意味ない」という考えを持ち、若い社員たちが主役となって、新しい技術や製品づくりにも挑戦している会社でした。
金属加工を中心に、切断、曲げ、溶接、検品、出荷準備など、幅広い工程に関わりながら技術を身につけていける環境もあります。
担当キャリアアドバイザーは、求人票に書かれた条件だけでなく、そうした会社の温度感を知っていました。
■過去の採用実績が、紹介への確信になった
この企業には過去の採用実績もありました。
数年前、第二新卒で就労実績はなかったものの、学生時代からモノづくりに一心に打ち込んできた女性を採用した実績があったのです。
一般的な書類選考だけで見れば、経験面に不安を持たれても不思議ではない方です。
しかし同社は、その方のモノづくりへの強い意欲を評価しました。
●一つのことに打ち込み続けてきた姿勢
●新しい技術を学び、自分の手で形にしていきたいという熱量
●経験の有無だけではなく、入社後に伸びていく可能性
そうした部分を見て採用しました。
そしてその方は、入社後にいきいきと働き、今では会社の中核メンバーとして活躍されています。
担当キャリアアドバイザーは、その事実を企業側から共有いただいていました。
だからこそ、今回の候補者を見たときに、確信がありました。
●この企業なら、目の前の経歴だけで判断しない
●この方の奥にあるモノづくりへの思いを、きちんと受け止めてくれる
●そして、その思いを確かなキャリアに変えるための環境とチャンスを与えてくれる
求人票の条件だけではなく、企業の中にある温度感を知っていたからこそ、紹介できたマッチングでした。
■社長と語り合い、納得して選んだ会社
実際の面接では、候補者様と社長がモノづくりへの思いを語り合う時間がありました。
単なるスキル確認ではなく、何をつくることに面白さを感じるのか。
どんな技術を身につけていきたいのか。これまでどのように制作に向き合ってきたのか。その対話を通じて、候補者様はこの会社の空気を感じ取っていきました。
下町のモノづくり会社と聞くと、一見、無骨な印象を持つかもしれません。
しかし実際には、社長をはじめ、モノづくりに熱量を持つ人たちが集まり、若い社員にもチャンスを与えながら、技術を積み重ねていける環境がありました。
候補者にとって、それは大きな安心材料でした。
自分の思いをただ評価してもらえるだけではない、その思いを活かせる環境がある。
同じ熱量でモノづくりに向き合える人たちがいる。
そして、学んだ分だけ任せてもらい、将来のキャリアにつなげていける。
そう感じられたからこそ、候補者は納得して内定を受諾しました。
決め手は、安定した環境で働けることだけではありませんでした。
美大入学前から培ってきた制作への熱量を、さらに満たし、伸ばしていける環境があること。
モノづくりに熱量を持つ仲間たちと一緒に働けること。覚えた分だけ仕事の幅を広げ、将来につながる技術を身につけられること。
ここでなら、自分の「つくりたい」という思いを、確かなキャリアに変えていける。
そう納得できたことが、入社を決める大きな理由になりました。
■書類だけでは伝わらない強みと、求人票だけでは見えない魅力をつなぐ
今回の転職は、書類だけで見れば、分かりやすい成功事例ではなかったかもしれません。
美大で制作を学び、トレーラーハウス製造を経験し、フリーランスで車両イラストを制作してきた。その経歴は、見る人によっては一貫性が伝わりづらいものだったかもしれません。
しかし、書類だけでは伝わらない強みがあります。
●モノづくりに打ち込んできた時間
●自分の手で形にすることへのこだわり
●必要な技術を自ら学び続ける力
●一つのことに集中し、積み重ねながら成長していける姿勢
そして同じように、求人票だけでは見えない会社の魅力もあります。
●社長の考え方
●職場の雰囲気
●若い社員に与えられるチャンス
●過去に入社した方が、どのように活躍しているのか
今回のマッチングは、その両方をつなげることができた事例でした。
候補者には、モノづくりに打ち込んできた時間と、学び続ける力がありました。
企業には、その思いを受け止め、環境とチャンスを与えてくれる土壌がありました。
その両方を知っていたからこそ、担当キャリアアドバイザーは確信を持って紹介できました。
■求人票の先にある、会社の温度まで届けたい
今回の転職で何より大きかったのは、候補者様のモノづくりへの思いを、同じ熱量で受け止めてくれる会社に出会えたことでした。
書類だけでは、候補者がどれだけ制作に向き合ってきたのかまでは伝わりきりません。
同じように、求人票だけでは、その会社にどんな人がいて、どんな思いでモノづくりに向きあっているのかは判りづらいと思います。
私たちは、千葉県で20年以上にわたり採用領域の支援に携わり、地域の企業と直接、密にコミュニケーションを重ねてきました。
だからこそ、求人票に書かれた条件だけではなく、その会社の人柄や雰囲気、これまで入社された方の活躍まで含めてお伝えできます。
転職は、条件を照らし合わせるだけのものではありません。
自分の思いを受け止めてくれる会社かどうか。自分らしく力を発揮できる環境かどうか。これからのキャリアを、前向きに描ける場所かどうか。
そこまで一緒に考えながら、私たちは一人ひとりに合った企業をご紹介しています。
求人票だけでは分からない会社の魅力があります。
書類だけでは伝わらないあなたの強みもあります。
その両方がきちんと出会えたとき、転職はただの職場探しではなく、これからの自分をつくる選択になります。
●千葉で、自分に合う仕事を見つけたい
●モノづくりの仕事に挑戦したい
●求人票だけでは分からない会社の雰囲気まで知ったうえで、納得して転職先を選●びたい
そう感じた方は、ぜひ私たちにご相談ください。
あなたの思いや経験を丁寧に受け止めながら、求人票の先にある本当に合う会社との出会いを一緒につくっていきます。



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