「また辞めてしまうかも…」そんな不安を抱えていた30代女性が「工場の正社員」を選んだ理由とは
- 2 日前
- 読了時間: 5分

「また続かなかったらどうしよう」
仕事を探すたびに、そんな不安が頭をよぎる。
これまで何度も転職を経験する中で、続ける自信が持てないという思いから、正社員として責任を持つ働き方に踏み出せず、いつでも離れられる環境を選ぶことで、自分を守ろうとしてきた――そんなこれまでの選択がありました。
今回ご紹介するのは、そうした思いを抱えながら派遣社員での就業を選択してきた女性の転職事例です。
彼女が最終的に選んだのは、
モーターのメンテナンスを行う工場の正社員という働き方でした。
接客ではなく、現場で手を動かしながら働く仕事。これまでの経験や悩みを整理したうえでの選択でした。
「辞めたくなる自分」がずっとあった
これまでのキャリアは決して少なくありません。
■これまでのキャリア(抜粋)
・介護スタッフ(約8年)
└ 入居者対応や身体介助を担当
・職業訓練校でCADを習得(約6ヶ月)
・CAD職(約4ヶ月)
・工場派遣(約6年)
・工場勤務(直近)
└ 製品の組立、検査、分解作業を担当
一見するとまとまりのないキャリアに見えますが、その背景には共通した悩みがありました。
「また辞めたくなると思う」
実際に仕事を辞めたくなった理由は明確でした。
・大変なことがあるとつい諦めてしまう
・入居者の死に直面する精神的な負担
・人間関係によるストレス
こうした経験から、「続けられる自信が持てない」という状態になっていきました。
派遣という選択
その後、彼女は派遣という働き方を選びます。
「すぐ辞めたくなる自分が分かっていたから、正社員になるのが怖かった」
「諦め癖がある」
自分でもそう感じていたと言います。
だからこそ、
・いつでも離れられる
・責任が重くなりすぎない
逃げ道を残せる環境を選び続けてきました。
それでも、「このままでいいのかな」という思いは消えませんでした。
「正社員でやり直したい」と思えた理由
転機となったのは、30代半ばを迎えたタイミングでした。
「そろそろ安定したキャリアを持ちたい」
将来を考えたとき、派遣のままでいることへの不安が現実味を帯びてきます。
ここで初めて、「逃げではなく、ちゃんと選びたい」という気持ちに変わっていきました。
「できる仕事」ではなく「納得して続けられる仕事」
面談の中で整理していったのは、「何ができるか」ではなく「納得して長く働くためには何が必要なのか」という視点でした。
「向き合い方」を変えた瞬間
これまでの経験を振り返る中で、一つ、はっきりしてきたことがありました。
・工場での作業は続いている
・立ち仕事は苦ではない
・接客の仕事はしんどくなってしまう
「自分が続かないのではなく、ちゃんと向き合ってこなかっただけかもしれない」
これまで派遣という働き方を選んできたのも、自分なりに負担を減らすための選択でした。
「いつでも辞められる状態にしていた」という自覚があったからこそ、
今回は「続ける前提で仕事を選ぶ」という意識で向き合うことにしました。
これまでと同じ工場の仕事でも、選び方と向き合い方が変わったことで、
「ここなら続けられるかもしれない」と初めて思えたと言います。
そこで出会ったのが、モーターのメンテナンスの仕事でした。
工場見学や面接の中で、仕事内容を知り、こう感じたと言います。
「これまでの工場経験も活かせると思った」
「未経験でも、覚えていけばできる仕事だと思えた」
さらに、
モーターごとに構造が異なり、知識を積み重ねていく仕事であること
にも興味をお持ちいただきました。
職人として技術を積み重ねていく仕事と、長く働くイメージが重なり
キャリアの方向性が明確になった瞬間でした。
「ただ作業をこなすだけではなく、理解しながら続けられる仕事」
それが、これまでとの大きな違いでした。
面接で感じた納得できる「感覚」
面接では、実際の現場を見学しました。
・作業を見て、ここで働くイメージが持てた
・力仕事もあるけど、やっていけそうだと思えた
さらに印象に残ったのが、面接時の雰囲気でした。
社長が女性だったこともあり、自然と安心感があったと言います。
これまでの派遣の仕事では、「やってみないと分からない不安」が常にありました。
しかし今回は、面接や工場見学を通じて丁寧な質疑応答が繰り返され、「自分が働いている姿を想像できた」そうです。
志望度は100%。迷いはほとんどありませんでした。
転職回数は「弱み」ではなかった
今回の転職で大きかったのは、自分の過去を受け入れられたことでした。
・すぐ辞めたくなる自分
・続けられない不安
それを否定するのではなく、「だからこそ、続けられる環境を選ぶ」
という考え方に変わりました。
「また辞めてしまうかも」と思っている方へ
今回の事例のように、「続かない自分」に悩んでいる方は少なくありません。
・また辞めてしまうかもしれない
・自分に合う仕事が分からない
・正社員としてやっていける自信がない
そう感じている方ほど、
「何ができるか」ではなく「どんな環境なら続けられるか」
という視点が大切になります。
そして、その答えは一人で考えていても、なかなか見つからないことも多いものです。
私たちは、千葉県の中でも生活や産業を支える「なくてはならない仕事」に特化して、転職支援を行っています。
華やかではないかもしれません。それでも、
◯ 手に職がつく仕事
◯ 地域に必要とされる仕事
には、確かな価値があります。
「自分に合う仕事が分からない」「また続かなかったらどうしよう」
そんな不安がある方こそ、一度立ち止まって整理してみませんか。
あなたにとっての「続けられる仕事」は、私達ときっと見つかります。
Case No.:19773



コメント