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「近さ」だけの転職から、“家族も自分も納得できる仕事”へ

  • 2月4日
  • 読了時間: 4分


――30歳・サービス/WEB経験を活かした物流業界への転職――


「とにかく家から近いところで働きたい」

最初の面談で、そう話してくれたのが30歳のAさん(仮名)でした。


業界や職種への強いこだわりはなく、一見すると“軸が定まっていない転職”に見えたAさん。

しかし、キャリアアドバイザーが丁寧にヒアリングを重ねることで、本人も言語化できていなかった「本当の転職理由」が見えてきました。



■ これまでのキャリア

Aさんはこれまで、複数の業界で経験を積まれてきました。

・居酒屋店長(約6年)

・接客対応

・アルバイト採用・育成

・予約管理・売上管理など店舗運営全般


その後、コロナ禍の影響により店舗が閉店し、

・グローバルに展開する大手物流企業の倉庫でのピッキング作業

・飲食店のホールスタッフ・店舗責任者(約1年)

・広告代理店にてWEBサイト運営

 L 記事執筆

 L データ分析、改善

 L サブリーダーとして人材育成

と、生活を安定させるため模索しながらキャリアを重ねてこられました。



■ 転職を意識した本当のきっかけ

結婚・出産を機に、Aさんの中で価値観が大きく変化します。

・子育てにきちんと関われる働き方にしたい

・平日にお迎えに行ける環境を作りたい

・家族が安心できる生活基盤を整えたい


当時は片道2時間の通勤をされており、「自宅から近いこと」が最優先条件になっていました。

ただ、CAとして話を深掘りしていくと、Aさんは単に“楽をしたい”のではなく、

「家族の時間を大切にしたい」「仕事でもやりがいや成長を感じたい」という、

両立型の転職を望んでいることが明確になっていきました。



■ CAの介入で行ったこと

初回面談時、Aさんはご自身の経験を「うまく言葉にできていない」状態でした。


そこでCAは、

・居酒屋店長としてのマネジメント経験

・WEB業界で培ったデータ分析・改善力

・現場と数字の両方を見てきた視点

一つずつ棚卸しし、「物流倉庫の管理・運営」にどう活きるかを言語化


また、活動中も「通勤距離」だけに引っ張られないように、

また「家族のこと」「やりがい」「成長の軸」からぶれないように、整理とすり合わせを行いながら伴走しました。



■ 物流業界に興味を持った理由と入社の決め手

Aさんは、大手物流企業倉庫でのアルバイト経験を通じて物流現場への理解がすでにありました。


今回の求人は、

・マネジメント要素が強い

・人材育成、業務改善が求められる

・キャリアアップを見据えたポジション

という内容で、

居酒屋店長・WEBサブリーダーとしての経験がそのまま活かせる環境でした。


最終的な入社の決め手は、

・将来的なキャリアアップが見える点

・自宅から近く、通勤負担が大幅に軽減

そして、子育てに関わる時間が増えることを家族が喜んだことでした。



■ 飲食店管理と倉庫管理の共通点

Aさんが高く評価されたポイントの一つが、業界は違えど「管理の考え方」が共通していたことです。

・スタッフ教育、チームビルド

・役割分担と人件費のバランス

・数字をもとにした運営改善

・データに基づくロジカルな判断


ご本人も「スタッフが主体的に動ける環境づくり」「数字を意識した運営」を大切にしてこられたことから、その姿勢が企業から高く評価されました。



■ CAとして未経験業界をどう支援したか

CAとして意識したのは、今回選考に進める企業が、

「未経験業界」ではなく「過去経験をすべて活かせる業界」として捉え直すこと


・経験のマッチングポイントを一つずつ言語化

・子育て世代に理解のある勤務条件、社風を丁寧に確認

・オファー面談では、同じ子育て世代の社員に同席いただくよう調整

などの支援を続け「入社後の働き方やイメージを明確」にし

「納得感を持った意思決定できる環境づくり」を行いました



■ 転職を終えて

Aさんは現在、物流倉庫で新たなキャリアをスタートされています。

「家から近い」というシンプルな条件の裏には、「家族を大切にしたい想い」

や「自分自身の成長を止めたくない気持ち」がありました。


CAが介入することで、それらを言語化し「仕事選びの軸に落とし込む」ことで、“家族も本人も納得できる転職”が実現しました。



■ この事例が伝えること

転職理由が曖昧でも問題ありません。

大切なのは、『なぜその条件を求めているのか』『何を叶えたいのか』

を一緒に整理すること。


「近さ」から始まった転職が、結果的に人生の優先順位を整える転職になった好例です。




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